週刊金曜日 2005年01月21日号より
今週も対談２本、興味深く読みました。なんとなく共通した空気も感じられる。
民主党支持でも何でもないのですけど、小沢が党首なら１票入れてもいいかななんて思ったりして。言ってる事が首尾一貫していて説得力あるなあと。小泉なんか、言う事とっつき易そうで訳わかんないもん。
主権者である国民がビシッと自信を持って、まともな政治家を選べばいいんだ。（中略）要は、それができる政治家を選ぶことだ。
モヤモヤしてることを言い当てられてる感じ。「社会的事件の返り血」とか・・・。
宮崎事件とかオウム事件、場合によってはフッとあっち側に行ってたかも感って・・・自分にもあるのだけど、最近の若い人にはないという話は、年月の流れを感じました。
香山リカが考える”日本を変える”３つのキーワード
1.もう一度個人にもどれ
公共心を大切に、と言いながら、自分自身の問題を解決してない人が多すぎる。もう一度、「私はおとなか？」「私は自分の不安を克服しているか？」と考えてほしい。
2.成果主義はもうやめよう
結果がすべて、の成果主義が今の日本を悪くしている最大の元凶。個人の成熟ができてない日本に競争主義を導入するのはムリがありすぎ。「負けるが勝ち」でいいじゃない。
3.女性も一度は就業しよう
若い女子学生の専業主婦願望は高まるばかり。「個人より家庭」は、いつか「個人よりお国」にすり替えられる。女性の自立はやっぱり基本。少女たちよ、大志を抱こーよ！
う〜ん、耳が痛い。
