眠レル蛙亭日記

2019.2.11 はてなダイアリーから移行しました。

Lol Coxhill & Steve Miller

YouTubeでたまたま見つけたロル・コックスヒルとスティーヴ・ミラーのデュオ作品。
彼らの2枚のアルバム(1972、1974年発表)にボーナストラックをつけたCD2枚組。


Coxhill Miller

Coxhill Miller


サックス奏者のロル・コックスヒルは初めて知ったのですが、スティーヴ・ミラーはCaravanの“Waterloo Lily”でキーボードを担当している人でフィル・ミラーと兄弟ですよね、確か。
1曲目の「Chocolate Field」なんて、まさに“Waterloo Lily”の「Songs And Signs」です。
彼ら2人のデュオ作品はちゃんとジャズしてて少しキツイですが、ゲストが参加した曲は聴きやすいです。
フィル・ミラー、ピップ・パイル、リチャード・シンクレア、ロバート・ワイアット、ケヴィン・エアーズといった、お馴染みな名前も見られます。
リチャードの歌声やフィルのギターが聴こえると、なんだか安心してしまう…(^^ゞ


購入の決め手になったのは、ボーナストラックの目玉!ハットフィールド&ザ・ノースの前身バンド、デリヴァリー(Delivery)のライブが3曲入ってることです。
聴いてなるほど、この頃からハットフィールド&ザ・ノース1stに収録されてる曲を演奏していたんですね〜。
マッチング・モウルの2nd収録の「God Song」もやってるし。


この、人も音楽も自由に行き来する緩〜い感じが、なんともカンタベリーらしいなあと思いますヽ(´ー`)ノ